Vision

"建築とアートの融合により、自律的かつ創造的に学べる居場所をつくる"

葉集軒は、麟祥院の敷地内にたたずむ建物です。この建物は、第二次世界大戦後の荒廃のなかで最初期に建てられ、その後も長年にわたり変遷を重ねてきました。「葉」という言葉は、「叶う(かなう)」や「時代」という意味を持ち、また植物の生命力や変化を連想させます。葉集軒という名前には、様々な背景の人々や物事が集合離散する中で、新たな可能性が生まれる場所となることを願う思いが込められています。

葉集軒プロジェクトの背景には、麟祥院の歴史的意義と、東洋大学発祥の地としての位置づけがあります。麟祥院は、春日局の菩提寺として栄え、井上円了によって哲学館が設立された歴史を持っています。この経緯を踏まえ、麟祥院と東洋大学が共同で、この趣ある建物に新たな息吹を吹き込み、多様な個性が集まり学び合う場へと再生させるプロジェクトを立ち上げました。